プライバシー保護中級編


この記事では個人情報とプライバシーを守るために有用なツールやサービスを紹介している。
基本的なPC技術と簡単な英語が読めるレベルを想定しているが、アプリケーション自体は日本語に対応している場合も多いので、そこまで気負う必要はない。


Disrootのアカウントを登録する。
Disrootはプライバシーと非中央集権の理念に基づいたオンラインサービスを提供するプラットフォームだ。アカウントを登録することで、メールアドレス、XMPPのメッセンジャーアカウント、2GBのクラウドストレージ、diaspora*というSNSを利用できる。
GoogleやFacebookに個人情報が収集されるのが気になる人に最適なサービスだ。
Webサイトに使われている画像がデモの写真だったり発煙筒を蹴り飛ばしているおっさんだったりするのも、反骨精神を表現しているのでよい。


・Next Cloudを導入する。

Next CloudはDropboxやGoogle Driveの代替となる分散型クラウドストレージだ。カレンダーや連絡先、RSSにブックマーク、ビデオ通話機能などの豊富な機能が魅力的だ。
Google Driveに比べると無料で使える容量が少ない、サーバーによって動作がもっさりする場合がある。登録するときに日本語に対応していないサイトが多い点がデメリットだが、アプリケーション自体は設定で日本語に変えられるし、前述のDisroot.orgに登録すればアカウントが付いてくる。


“監視資本主義” 赤旗VPNサービスを使ってプライバシーを高める
VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を使用すると自分のIPアドレスを秘匿できるようになる。
My Location
このサイトにアクセスすると、どこからアクセスしているのか、通信会社はどこなのかといった情報が確認できる。「あなたが誰で、どこからアクセスしているのか?」といった個人情報を隠すのがVPNサービスだ。
ProtonVPNは無料プランが使いやすいので選んだ。それ以外の無料プランとしてはOperaブラウザーに内蔵されたVPNが導入しやすい。


・プライバシーを高めるFirefoxのAdd-on