Maborotopia極右政党の政治的主張


「創造論原理主義者のネタをやるときは、顔文字や、ユーモアだってはっきり分かる表現を入れておかないと、本気で言ってるって誤解されるのは完全には避けられないよ」
ネットの投稿が“ネタ”か本気かを判断するには、「ポーの法則」が役に立つ|WIRED.jp

・ブービートラップ道の義務教育化について。

「非武装中立で相手が攻めてきたらどうするんだ。敵を殺さない限り、自分が殺されるような状況に陥ってもまだ反戦平和を貫くのか!」といったたぐいの論議があるけれども、冷静に考えると謎のシチュエーションだ。
 政治風刺をしたお笑い芸人が、政治討論の番組で「反戦平和を貫いて、敵に殺されるのか否か」を問われていた。
 まず生粋の反戦主義者であるウーマンラッシュアワー村上が、敵対勢力の兵士を殺すか、そのまま殺されるのかという二択が成立する状況に追い込まれている。これが何を意味するのかというと、本土決戦のまっただ中だ。自衛隊は壊滅し、日米安保は機能せず、国際社会からも見捨てられて、敵対勢力の軍隊が次々と本土に上陸してくる。地上戦になっているということは、空爆のセットで、主要なインフラはだいたい破壊され尽くした直後と考えていいだろう。

少なくとも敵は軍事訓練を受けて、近代火器で武装している。
 これらの敵に対して、殺すか殺されるのかという選択がギリギリまで成り立つのはどのような状況かというと、ベトナム戦争時のようなゲリラ戦が行われているということだ。日本政府が無能すぎて、大日本帝国時代ですらぎりぎりで回避した本土決戦に突入しているパターンが考えられる。おれは地政学的・軍事的にもリアリズムの観点からものごとを俯瞰することを心がけている。日本社会の風土、組織運営、企業の不祥事隠蔽、原発事故の責任追及、第二次世界大戦時の物資補給、国体護持などを総合的に鑑みると、日本人は本土決戦前提で物事を思考しているのだ。
 理想主義のリベラルは「そんな集団自殺みたいな状況に陥るわけがないだろう」「そこまで絶望的な状況になるまでに、さすがに外交でどうにかするよ」と指摘するだろうが、ここは日本だ。原子爆弾を投下されなければ確実に本土決戦になり、機銃掃射に竹槍で立ち向かっていたはずだ。日本のことを知り、愛国心を育むに連れて、この国にはまっとうな戦争を遂行するだけの戦略も物資も無く、ポピュリズムに突き動かされ、状況判断もままならずに破滅的な道を歩むと直感的に理解している。だからこそ、「敵を殺さない限り自分が殺される」というのは謎シチュエーションでも何でも無い。日本人が本来遂行するはずだった第二次世界大戦の本土決戦なのだった。
 GHQに占領され、日本国憲法を押し付けられ、ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムによって日本人の魂を中抜きにされるぐらいならば、本土決戦によって玉砕したほうがマシだったというものだ。日本人の遺伝子に刻まれたカミカゼDNAが、本土決戦を求めている。本土決戦をやり遂げない限り、日本人にとっての第二次世界大戦は終わらないのである。

 そこで私が提案するのは、ブービートラップ道の義務教育化である。
 愛国心を育むために銃剣道を必修科目にするべきだという意見があったが、これでは不十分だ。本土決戦を泥沼化させて、最後の一兵まで戦い抜くためには、ブービートラップを活用したゲリラ戦が最適だ。
 トラップの設置に適した地形、自然の多さなど、ゲリラ戦を堪え忍ぶ側にとってこの島国は有利に働く。罠を設置するためには日本の風土や地形の特徴を知る必要があり、愛郷心の育成に役立つ。爆薬の作り方を学ぶことで、若者の理科離れを防ぎ、なおかつ国防力の強化にもつながる。永久中立国のスイスでは、国民一人一人の手で国が守られていくと聞く。銃剣道という白兵戦メインの科目よりも実用性が高いブービートラップ道を学ばせた方が、費用対効果に優れているのは火を見るよりも明らかだ。
 むろん山に篭もって戦うためには食料を自給自足しなければならないし、何よりも日本人のサバイバル力が問われる。最近の若者は生きる力が足りないと思っている愛国者の方々にもきっと納得してもらえるはずだ。
 国体を護持するために日本臣民最後の一人になるまで鬼畜米英と戦い続けなければなかったのだ。本土決戦になっても、一人一人が自律的に考え、ゲリラ戦を展開し、山奥に篭もって罠を張り巡らせる。第二次世界大戦時に求められていたのは集団自決でも神風特攻でも無い。日本の地理を活かして最後まで戦い抜く覚悟だった。ちなみに憲法9条は市民によるパルチザン戦を特に禁止していないので、現行憲法を改正する必要もない。資本主義陣営と戦ったベトコン直伝のブービートラップは、年季の入った左翼にも幅広く受け入れられるはずだ。
 もしも本土決戦になったら、今度こそ最後まで戦い抜こうぜ! 私は速攻で手のひらを返して、秋田港経由でウラジオストックに亡命する。あるいは北上して稚内からサハリンに向かう。
 諸君らの勇姿はちゃんと語り継いでいくので、安心して玉砕してくれ。


箱物核シェルター事業

安全保障環境が厳しさを増している国際社会を生き延びるためには、核シェルター以外に選択肢はない。
核武装によって人類が生み出した最強の鉾を手に入れるのか、それとも迎撃ミサイルをくまなく配置して撃ち落とすのか、さもなくばこの世界から核兵器を一掃して核のない社会を実現するのか。
その三択しかないように思われるのだが、核シェルターを至るところに建設して徹底的に核戦争時代を耐え抜くという持久戦的発想が欠落している。最強の武器か、それとも最強の盾か。核武装か核シェルターかで言えば、核シェルターを支持したい。
まず核シェルターを日本中に建設する。そこに食料と水、ポストアポカリプス社会を生き抜くためのあらゆる道具を備蓄しておく。これは核戦争時代にだけ役に立つ設備ではない。南海トラフ大震災や首都直下型地震などの災害に見舞われたときに、円滑に災害支援物資にアクセスできるのが特徴だ。
核シェルターという表記が人々に核アレルギーを引き起こすのなら、広域災害対応型シェルターと名称を変えればいい。駆逐艦や空母を護衛艦と言い換える日本のお家芸だ。
役に立たない箱物に税金を突っ込んで雇用創出をするよりも、地方に核シェルターを作る。箱物核シェルター事業は、地方の有権者の支持を集めたい政治家にもメリットがある。もともと役に立たない箱物を作るのか、役に立つような機会が来なければいい核シェルターを作るかの差しかない。
何万発もの核兵器をこの世界から無くすことは現実的ではない。全世界が核削減に向けて舵を切っても、一発でも核弾頭が残っていれば台無しだ。だからといって核武装をして自国を守ろうとすれば、必然的に中国全土を核攻撃できるぐらいの規模で武装しなければならなくなる。先制攻撃で一発でも敵国の核ミサイルが残ったら、そのときには反撃される。そうならないためには完全に敵の攻撃能力を破壊なければならない。それが米ソの際限ない軍拡競争につながった。 そこで箱物核シェルター事業の出番だ。


・いんぼうろん☆売ります!

日本の原子力発電政策は、原爆投下への反対意識を薄めようとするGHQの策略!……という架空の陰謀論をでっち上げていたのだが、いつのまにかそれを自分自身でも信じそうになっているので陰謀論は危ない。
「原爆投下やビキニ水爆実験の責任追求を免れたいGHQは、日本人を洗脳して原子力エネルギーへのアレルギーを払拭した。それと同時に米国の原子炉を売りつけて、エネルギー政策の面からも日本を隷属させようとした。原子力発電によるエネルギー植民地政策だ。 」
……という与太話をネトウヨ界隈に売りたいので、興味のある方はメールをして下さい。いまなら「江戸時代の日本は究極のエコ社会! 現在の環境運動を何世紀も前に実践していた!」という妄想も付けます。
失敗したアベノミクスの犠牲になって、いますぐに現金が必要なんだ……。


・天皇アイドル制の理路について

・はじめは天皇を処刑するべきだと思っていたが、人権の観点から考えると許容できない。
・天皇制の問題は政治権力と一体化することによって生じる。そのため、可能な限り政治から距離を置いた天皇制度を模索しなければならない。
・国民の税金で天皇制度を存続させるのは、おのずと権力者との関係が近づくので好ましくない。天皇みずからが国民との関係性の中で、活動資金を捻出していく必要性がある。
・そのためには物販やファンクラブの会費、写真集の出版、ライブのチケット販売などのアイドル・ビジネスモデルを流用し、21世紀の新しい天皇制を作り上げていかなければならない。
・天皇制が真に日本国民に必要とされるものであれば、自然と臣民(ファン)によって財政が支えられる。
・嵐やSMAP、AKBが普通にやっていることが天皇にできないわけないだろ!おまえたちの推しに掛ける気持ちがそこらへんのアイドルグループ以下だっていうのなら、天皇制なんてさっさと潰してしまえ!
……という理由により、天皇アイドル制の成立を目指す。

推しが引退して思ったのは、自分は箱そのものが好きだったのではないということだ。他のファンは箱があること自体が重要で、何の疑問も持たずに箱を推しているのだが、それをとにかく言う資格が自分には無い。でもおれは箱そのものに愛着があったのではなくて、前任の不祥事にもめげずに箱への信頼を回復させようと必死に頑張っていた推しの姿が好きだったんだよね。だから推しが引退したあとに新メンバーが加入しても、以前と同じように推せるわけでは無い。
そもそも大日本帝国とかいうマナーのなっていないファンがむやみやたらにアイドルを布教するから、GHQの手によってグループ解散の危機まで言ったんじゃねーか!という気持ちです。


・安倍政権に忖度してキャッシュバックを貰おう!キャンペーン。

おれも理想論を振り回すような夢見がちな左翼ではいられない。プライドと人間性をどぶに叩き捨てて、強者にこびへつらい、実利を得るリアリズムが無ければ生きてはいけない。そのような思想的転向により、権威主義社会に適応し、権力者におもねり、弱者に厳しく当たり、自民党が推進する「日本国民から金を搾り取って、お友達と富裕層で山分けしちゃおうキャンペーン」の甘い蜜を吸うために尽力しなければならない。
アベノミクスは失敗したと言われるが、個人的にはそうは思わない。中流層と貧困層の負担を増やし、上級国民の間で分配するのがこの経済政策の肝だ。その視点から言えば、アベノミクスは成功を収めた。
オリンピックでは国税を数兆円ほどを費やして、広告会社やゼネコンや政治家やその他利害関係者の間で仕事を回して利益を分け合う。原発事故でも、除染事業の利権に群がって、電力会社の幹部に賄賂が貢がれる。国が原発事故に責任を持って国税を投入してくれるから、それを食い物にすればいい。原子力マネーに群がりたいから、もう一基ぐらいメルトダウンしないかな~という勢いだ。
正直な話をすれば、俺も甘い汁を吸いたい。裏切り者と罵られてもいい。名誉白人として扱われるために同胞を奴隷として売った黒人のように、ナチスドイツに「仲間の居所を密告すれば、お前の海外亡命だけは見逃してやる」と唆されて、喜んで協力するユダヤ人のように、俺以外の日本人がどうなっても別に構わないので、いい思いがしたい。そのためなら権力者の前で四つん這いになって靴を嘗めるのも厭わない所存だ。
そのためにはボスの気持ちを忖度し、気に入られる必要がある。たのむ、安倍晋三! 忖度するから10億円ぐらいおれの預金通帳に振り込んでくれ!足が付きそうならビットコインでもいい。外交の度に諸外国にばらまく金があるだろうし、国有地を数億円ぐらい値引きしても構わない。