マゾゲーとしての囲碁

基本的なルールを知っているが、囲碁を打てないという人は多い。地が多い方が勝ちだとか、石を囲まれると取れるというルールは理解できるが、実際に打ってみると予想外の手を放たれて頭が真っ白になってしまう。
よく「囲碁は誰でも覚えられる簡単なゲームだよ。ルールを理解して慣れれば、誰でも打てるようになるよ。難しく感じられるのは最初だよ」といった言葉を聴いた方も多いだろう。その甘言に騙され、敗北し、取っつきにくさに挫折して「囲碁なんてクソゲーだ」と憤慨する。これは不幸なことだと思う。
囲碁はマゾゲーである。
地が広ければ生きるし狭ければ死ぬ。正面から戦っても、接近戦を戦い抜く力が無いので競り負ける。置き石が9子あっても地を食い荒らされて負ける。得体の知れない手筋を繰り出されて、何もわからないままに勢力が分断されたり、気がついたら死んでいたりする。たった一手の間違いで、これまで積み上げてきたものが台無しになる。
そういった死をひとつずつ噛みしめ、味わい、乗り越えていくことで上達し、いつの間にか打てるようになっている。上達するとどうなるのかというと、より高次元のテクニックで殺されるようになる。それに対して、「次はどんなえげつない方法で殺されるのかな。楽しみだな」ぐらいに考えるメンタリティが求められる。
我こそはマゾゲー愛好家であるという自認があるやつは適性がある。フロム・ソフトウェアの死にゲーやローグライクダンジョンなどで、訳のわからない方法で殺されることに快感を覚えるゲーマーなら、囲碁適性はばっちりだ。

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プライバシー保護中級編

この記事では個人情報とプライバシーを守るために有用なツールやサービスを紹介している。
基本的なPC技術と簡単な英語が読めるレベルを想定しているが、アプリケーション自体は日本語に対応している場合も多いので、そこまで気負う必要はない。

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AndroidにLineage OSをインストールしてGoogleフリーの端末にする。

LineageOS – LineageOS Android Distribution
Lineage OSはAndroidのカスタムROMだ。プライバシーを重視するユーザーはLineageOSなどのカスタムROMを導入して、Googleのサービスに別れを告げる。Googleアカウントを登録しなくてもAndroidが使えることや、自由にカスタマイズができる点、余分なアプリが入っていない点が特徴のカスタムROMだ。
デメリットとしては、導入の敷居が高い、保証が無効になる、最悪の場合文鎮化して起動しなくなる、日本製の端末はほとんどカスタムROMに対応していないので海外端末を手に入れる必要がある……などの壁を乗り越える必要がある。

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催眠百合ニー・ボーナストラック

・催眠音声とメディアリテラシー

催眠音声からはさまざまな学びを得られる。たとえ言葉が聞こえていることを意識していなくても、無意識に暗示として刻み込まれる。むしろ意識することができた言葉には反論したり、不必要なものとして論理的に否定できるのだが、無意識にすり込まれるようにして語りかけられると抵抗が不可能になる。
これはメディアリテラシーにも当てはまる。
ソファでうとうとと居眠りをしているときに、テレビからアナウンサーの声が聞こえていた。このときにおれは「いまのリラックスしきった精神状態は催眠音声の導入部とほとんど同じだ! このアナウンサーに何かしらの催眠暗示をかけられたら抵抗できない! 危険な状況だ!」と感じて、慌ててテレビの電源を切った。
注意深くニュースを見たり、記事を読んだりしている間には、それがフェイクなのか論理性があるのか、客観的な事実に基づいているのかを吟味できる。しかし疲れているときや、受動的にスマートフォンの画面をスクロールしているとき、寝起きにぼんやりとテレビの音声を聞いているときには、批判的な態度を取れなくなる。
理性や警戒心が緩んでいるときには催眠にかかりやすい。それは催眠音声だけではなくて、あらゆるメディアに当てはまる。どれだけ理性的で、知能が高く、メディアリテラシーの優れている人間でも、集中力を保ったままでいるのは不可能だ。
脳にすり込まれるのが催眠音声なら被害は軽微だが、それがヘイトスピーチや差別的な発言、偏った情報や価値観の場合は話が変わってくる。それらは意識によって検閲されることなく無意識に浸透していって、根拠のない差別意識や偏見、嫌悪感として残る。
以前からスマートフォンをセルフ洗脳ツール扱いしている。本人がメディアリテラシーを働かせる間もなく、なんとなくで情報を無意識にすり込ませていくには、最適な設計の機械だ。

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催眠百合ニーとは何か、なぜ我々は催眠百合ニーをするのか、我々はどこから来て、どこへ向かうのか。~Track.02 催眠百合ニー深化パート~

『私は黄金の槍を手にする天使の姿を見た。穂先が燃えているように見えるその槍は私の胸元を狙っており、次の瞬間槍が私の身体を貫き通したかのようだった。天使が槍を引き抜いた、あるいは引き抜いたかのように感じられたときに、私は神の大いなる愛による激しい炎に包まれた。私の苦痛はこの上もなく、その場にうずくまってうめき声を上げるほどだった。この苦痛は耐えがたかったが、それ以上に甘美感のほうが勝っており、止めて欲しいとは思わなかった。私の魂はまさしく神そのもので満たされていたからである。感じている苦痛は肉体的なものではなく精神的なものだった。愛情にあふれた愛撫はとても心地よく、そのときの私の魂はまさしく神とともにあった。この素晴らしい体験をもたらしてくれた神の恩寵に対して、私はひざまずいて祈りを捧げた。』

催眠百合ニーとは、催眠音声を聴いてドライオーガズムに達する手法のひとつである。催眠と百合妄想を掛け合わせて、肉体的な快楽よりも幸福感を追求するためのものであり、肉体的な快楽を追求したドライオーガズムとは一線を画する。最初にいっておくが射精には至らない。
通常の催眠音声はドライオーガズムを味わうために制作されている。前立腺や乳首の開発を通じて性感帯の感度を高めていき、射精とは質の異なった絶頂に達する。あるいは催眠状態で脳をハックし、特定の刺激で性的快楽を感じるようにする。
だが催眠百合ニーシステムは「おねえちゃんのことが好きっ!大好きっ!」という幸福感に包まれることを目的としている。ドライオーガズムは精神的な幸福感を増幅させる触媒に過ぎない。催眠音声によって意識の覚醒水準が低下している状態で、百合音声を耳に流し込むことで、「好きっ!大好きっ!」を何倍にも増幅できる。
「おねえちゃんのことが好き!」という想いを全身に溜めて、一気に爆発させる。そこから生み出されるおねえちゃんだいすき核臨界反応からエネルギーを取り出す。
催眠百合ニーが成功すると、「だいすきなおねえちゃんのお声を聴いているだけで、わたし幸せだよ。あたまのなかがふわふわーってなって、おねえちゃんのお声でお耳にえっちなことをされているような気になるよ。おねえちゃん、好きっ!大好き!」といった気持ちに満たされる。
すべてが終わったあとには、おねえちゃん大好き!という多幸感で身体中が満たされ、脳みそはぐちゃぐちゃになる。賢者タイムならぬ慈母タイムと言ってもいい。

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催眠音声VS般若心経~Track.03 催眠百合ニー解除パート~

催眠音声を聴いて、後遺症が残ってしまった。
催眠解除音声を繰り返し聞いていても、脳に刻まれた暗示が完全には消えない。仮に暗示が消えても、身体に刻まれたドライオーガズムの快楽まで無くなるわけでは無い。
催眠音声は何十分もかけながらゆっくりと脳に暗示をすり込んでいく。お耳を舐められただけでイカせられるように調教されたり、カウントダウンをして10になったら気持ちよくなれると言われ、最終的には「10」という言葉を囁かれるだけで身体が痙攣するようになる。「それがとても重(じゅう)要なこと」とか「充(じゅう)足しているよね?」みたいに、「じゅう」の音でも駄目だ。
すでに身体は調教されており、思い出すだけで少し背骨のあたりが疼く。この文章を書いている段階でもちょっと気持ちよくなってきた。

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催眠音声でメスイキしてしまった~Track.01 催眠百合ニー導入パート

催眠音声初体験で激しいドライオーガズムに達してしまった。
最近は眠りにつくときに同人音声のボーナストラックを再生しているのだが、「催眠音声の導入部だけを聴けばより心地よい眠りに導かれるのではないのか?」と思った。18禁パートは必要ないし、それまでに眠れなかったら音楽プレイヤーを停止すればいい。しかし、それは浅はかな考えだった。催眠導入パートを終えた時点で「あなたの手足は重くなる」という催眠に掛かっており、手を動かして音楽プレイヤーを止められないのである。催眠音声が語りかける声のなすがままになり、身動きが取れない。ピンチだ。

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・Maborotopia囲碁部・昭和の遺産編

※注意事項
この記事は「流行り廃りがあっても棋理なんて急激に変わらないのだから、安く手に入る昭和後期から平成初期の棋書を中古で安く買い集めて、効率的に囲碁を覚えよう!」という内容だが、AIの出現によってこれまでの常識が根底から覆されつつある。
そのあたりの現状も踏まえつつ、読んでもらえると助かる。

・昭和時代の本を探して、コスパ良く知識を習得する。

このブログでは手っ取り早く・なおかつコストパフォーマンスのいい方法で囲碁を習得する方法として、「AmazonマーケットプレイスやBookoff Onlineなどから価格が暴落した棋書を探す」ことを推奨している。棋書は一冊1000円から1500円はするので、囲碁を覚えたいと思っていても新品で揃えるのは躊躇する。だが昭和の終わりから平成前期にかけて出版された棋書は安価で、古本にしては綺麗で知識がそこまで古びていない。
布石や定石は時代によって少しずつ変化していくので、あまりにも古いものは使い勝手が悪い。だが2000年以降の書籍なら十分に使い物になるし、AI布石を理解するための下地としてもいいと思う。逆に手筋や詰め碁は30~40年ぐらい前のものでも十分に使える。レイアウトや挿絵が昭和テイストの場合もあるが中身は一緒だ。
将棋に比べると囲碁は下火でまったくブームにならない。需要が乏しく、捨て値で売られていることも多い。需要と供給の不均衡を利用することで、コスパよく知識を得る。この経済感覚が囲碁に必要なマインドである。
日進月歩の将棋と異なり、棋理は数年で変化することはない。古い知識でも十分に使い物になる。……という内容のエントリだったのだが、AIの進化で何もかもが変わってしまった……。


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・エロゲー、百合ゲーOP選

特に何の脈絡も無く、気に入っている成人向けPCゲームのオープニングムービーを紹介するだけの記事です。榊原ゆいとrita分が多い。エロゲOPに余計な説明はいらない(書くのが面倒くさい)。魂で感じろ。

・カタハネ

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